WEBデザイナーでフリーランスになりたいけど、厳しいとかいろいろ言われているし不安だニャ・・・
巷ではWEBデザイナーで副業や、フリーになって自由に働きたいなどといった触れ込みでのWEBスクールや、SNSの発信をよく見かけます。
実際のところはどうなんでしょうか?
はじめに
はじめまして。私は書店業界一筋で約15年間勤務したのち、一念発起し全くの異業種であるWEB関係の職種につき現在で7年になります。
もともとWEBデザイナーになりたいと思っていたわけでもなく、もぐりこんだ会社で企業のメルマガ配信の文章を考えたりする流れでHTMLメルマガ作成、WEBページの作成と徐々にやれる範囲を広げていき、なんとなくHTML、CSSなどを覚えていきました。
その後より専門的なWEB制作会社に転職し、今ではデザイン案からコーディングまでを行っており、気づけばWEBデザイナーと呼ばれる立ち位置になっていました。
WEBデザイナーとは?
Webデザイナーとは、その名の通り、Webサイトのデザインを行う人のことです。
クライアントが求めるWebサイトを作るために、美しいデザインと、機能的な構成を提案し、実際にコーディングを行う役割を担っています。
『Webデザイナーとは?仕事内容・なり方・将来性などをくわしく解説』 デジタルハリウッド大学ホームページより抜粋
なるほどWEBデザイナーはデザインのみならずコーディングを行う仕事であることがわかります。
社内でWEBデザイナーとしてやっていくのであればPhotoshopやillustratorなどを駆使してサイトのデザインを起こし、それをもとにHTMLやCSSを用いてコーディングをしていくことが最低限求められます。
社内では基本的にWEBディレクターが、クライアントと打ち合わせてサイトマップやサイト構成を考え、ワイヤーフレームをひき、それをもとにWEBデザイナーがデザイン、コーディングを行い、CMSやDBがある場合プログラマーがバックエンドでかかわるといった具合に分業制を敷いていることが多いと思います。
また似たような業種でマークアップエンジニア、フロンエンドエンジニア、UX、UIデザイナーなどがありますが、正直この境界は結構微妙で、会社によって担当する内容が異なっているようです。
フリーランスとしてのWEBデザイナー
フリーランスWEBデザイナーで食べていきたいと思った場合にそのスキルが簡単なPhotoshopとHTML、CSSだけの場合結構厳しいのではないかというのが私の認識です。
そのためWEBデザイナーはjQueryやJavascriptでのリッチなサイトの動きや、サーバサイドの働き、PHPといったより高度な言語も習得してレベルアップが必要であるというのは、自分も含め正しいとは思います。その場合よりフロントエンドエンジニアに寄って行くという認識でしょうか。
とはいえ実際にはPhotoshopとHTML、CSSだけでもそのスキルが高ければしっかりと食べていけるし、自分の働いている現場においても部署のトップの人間など、JavascriptやjQueryの知識もあまりないけれど、圧倒的なデザインスキル、コーディングスキルがあれば組織の中で地位を築いていけるという見本のような人もいます。
Photoshop、HTML、CSSが学習コストが低いからと言って、デザインの能力は経験やセンスがものをいうのでそこを侮ることはできないと感じています。
ただ最終的にフリーランスになりたいなどといった目標を持つのであれば最低限jQueryなどを用いたリッチな動きの付け方などは習得しておくことをお勧めします。
また一人で活動していくのであれば個人的にWordPressも必須かなと思っています。
実はご存じの方も多いかとは思いますが、jQueryもWordPressもこの業界では何年も前からオワコンと呼ばれているジャンルではありますので、それでもなお私がこの2つをお勧めする理由は後々の記事で紹介できればと考えております。
長くなってしまったので今回はこちらで失礼します。また次回の記事でお会いしましょう!
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