WordPressでWEBサイトを構築するにあたって（その2）

ロッチくん

サイト型のWEBページをWordPressで構築するにあたって、「設定」→「表示設定」→「ホームページの表示」を「固定ページ」にするといいと聞いたけどそのメリットを知りたいニャ

初めに

サイト型のWEBページをWordPressで構築するにあたって、「設定」→「表示設定」→「ホームページの表示」を「固定ページ」にすべしという記事を前回書きました。

WordPressでWEBサイトを構築するにあたって（その1）

WordPressで一般のTOPページに情報を集約して見せるタイプのWEBページを構築する場合には、「設定」→「表示設定」→「ホームページの表示」を「固定ページ」にすることでパンくずリストの表示がおかしいという問題は解決できます。

daian-kichijitsu.com

2023.10.21

ページ上にパンくずリストの表示を正しく記載させるためという内容でしたが、他にもメリットがあります。

それは、サイトのTOPページで「カスタムフィールド」を使いたいという場合です。

wordpressカスタムフィールドとは？意味や使い方・出力方法

wordpressでホームページを作成する際に、不動産の物件情報や、何らかの商品情報を掲載する際に、価格やエリアなど特定の入力項目を持たせたい場合があります。 WordPress標準では、タイトルや本

webst8.com

カスタムフィールド(ここでは一番メジャーなプラグインと思われる「Advanced Custom Fields」を想定しています）ではフィールドグループを表示出来るのが「投稿」、「固定ページ」、「ユーザー」、「フォーム」となっておりTOPページは含まれていません。

こちらを解決するためには、カスタムフィールドを設定するための「固定ページ」を新規で追加し、TOPページでカスタムフィールドを使いたい箇所で以下のようにして呼び出すことが可能です。

<?php echo get_field ('フィールド名',固定ページID);?>

カスタムフィールドを設定するための「固定ページ」はあくまで設定用のためINDEXさせないようにするのを忘れずに！

このような設定用のページをわざわざ作るのがなんだか気持ち悪いと感じていたので、TOPページを固定ページにすることで以上のような手間は省けて、直接フィールドグループを「固定ページ」の「TOPページ」指定することが可能となります。もちろんコードの書き方もIDなど不要でいつも通りに、

<?php echo get_field ('フィールド名'));?>

と記入すればOKです！